家具

プロが厳選!コスパ・デザイン最強家具6選

おしゃれな家具を、お財布にやさしい金額で手に入れたい。そんな方のためにプロのインテリアコーディネーターがアドバイス。お仕事でもよく使うというプロお墨付きインテリア家具を6つご紹介します!

毎日をおしゃれに気分よく過ごすために、部屋には高級感のある素敵な家具をセレクトしたい。けれども予算は厳しい…

「それでもおしゃれな部屋づくりは諦めたくない!」という方のために、今回は、プロがよく使う“低価格でもデザイン性のよいコスパ最強家具”を、インテリアコーディネーターの三宅利佳さんがご紹介。「IKEA」「ニトリ」「Francfranc」の3大コスパ最強インテリアブランドからピックアップしていただきました。

三宅さんの他の記事はこちらから↓

プロが教える!失敗しないインテリアの鉄則3選

「“グレー”を使ったインテリアが成功するワケ」

三宅利佳 Miyake Rika インテリアコーディネーター/2級建築士/AFT色彩検定1級防衛庁(現・防衛省)公務員職員から転職。設計事務所や家具販売店と派遣ICを経て2002年よりフリーランスとなる。イベントやセミナーのほか、執筆活動も行う。

 

シンプルもトレンド感もお任せ。「IKEA」

徹底したコストカット、環境への取り組みが評価されているスウェーデンの家具メーカー。組み立てや商品の受け取りをセルフにしたことが、逆に顧客の満足度を高めており、「IKEA効果(自分が手間をかけたものに愛着が湧き、通常よりも高く評価する心理現象)」という言葉も生まれた。

 

トレンドのシーグラス素材のランプシェード。どんなテイストのコーディネートにも合わせやすくておすすめ。

写真:IKEA JAPAN

TORARED トラレード 1,999(税込)

 

デザインの主張が穏やかで、使いやすいホワイトのチェスト。収納量も抜群。

写真:IKEA JAPAN

MALM マルム ¥10,750(税込) 

 

とんがったデザインが多いですが、トレンド感のあるものも多く登場しています。まずは取り入れやすいクッションなどの小物からチャレンジしてみてください。(三宅さん)

 

ベーシックアイテムを安く手に入れる「ニトリ」 

余計な装飾のないシンプルなデザインの家具が定番商品として多数扱いがあるので、どんなテイストの部屋にも合わせやすい。一方で、世界中のインテリアメーカーが集まる見本市「ハイムテキスタイル」や「メゾンオブジェ」などで発表されたトレンド情報をいち早くキャッチしてすぐに製品化するので、最新のトレンドを取り入れた製品の取り扱いもある。

ニトリオリジナルのマットレス。きちんと厚みがあって安っぽくみえない。店舗で寝心地を確認できる。

 

写真:ニトリ

シングルマットレスNスリープC1-02VB 20,268(税込)

シンプルなオープン棚。棚を造作できなかった場合によく採用するそう。

写真:ニトリ

本棚 グレンBS18120WH ¥10,175(税込)

予算の関係で造作できなかった収納家具は、ニトリさんの家具を使うことが多いです。極力シンプルなものをセレクトするのがコツです。(三宅さん)

 

フェミニンでかわいらしいインテリア好きにはたまらない。「Francfranc」

店舗数が多く、雑貨の取り扱いも豊富なため、インテリアに興味のない客層にも馴染みがあるブランド。女性のおしゃれ心をくすぐるちょうどいい「かわいらしさ」が魅力。空間の中のアクセントとして提案しやすい家具が豊富。

一脚あるだけで絵になるチェア。フェミニンな印象の空間にぴったり

写真:Francfranc

 NIKA ZUPANC リボン チェア ピンク ¥36,000(税込)

 

Francfrancのクッションカバーはバリエーション豊富。空間にアクセントを効かせたいときにおすすめ

写真:Francfranc

クッションカバー450×450 ¥4,000(税込)

Francfrancさんのクッションカバーは、コーディネートのとき間違いのない鉄板アイテムとしてよく使います。何かアクセントが足りない…と思ったらアクセントカラーのクッションで解決できることが多いんです。(三宅さん)

いかがでしたでしょうか。どうしても予算が合わない…といったときには、これらのインテリアの採用も検討してみてください。

こちらの記事もおすすめ

「在来軸組構法とC L T の融合」木造軸組とCLT②

建築2021/11/12

成瀬友梨氏+猪熊純氏が設計を手がけた「meet tree NAKATSUGAWA」(岐阜県中津川市)は、木造在来軸組構法とCLTを組み合わせてできた4号建築物です。地元産の木曽ひのきをふんだんに使用した建物で、木造建築の可能性を示唆しています。YouTubeの動画でも、その魅力をもご覧ください!

ブルースタジオ・大島芳彦、 増田奏設計の自邸を “ 二世帯化リノベ”する。②

住宅 建築 建材2024/05/10

ブルースタジオ・大島芳彦氏の自邸「大島邸」は、1991年に『住まいの解剖図鑑』の著者・増田奏氏が設計を手がけた住宅。2020年に原設計を生かしながら、高断熱・高気密の二世帯住宅としてリノベーションされました。本記事では大島氏が建築当時からの思い出と、リノベーションのポイントを語ります。

「30年分の黒ずみ」低気密低断熱住宅ルポ⑫

住宅2021/10/12

こんにちは。一級建築士の神長宏明です。私は、エアコンを24時間つけっぱなしでも月々の光熱費が1万円以下で済む高気密高断熱住宅を設計していますが、住んでいるのは【低気密低断熱住宅】です。この連載では、低気密低断熱住宅の住み心地を数回に分けてレポートしていきます。12回目は、築30年の家に起こっている劣化具合をレポートします。

皆川明×中村好文×羽根建築工房「フィボナッチ螺旋の小屋ができるまで」

動画2020/09/04

兵庫県立美術館で開催中の「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく展」(2020年11月8日まで)。本展覧会の見どころの1つ「シェルハウス」は、てっぺんまでくるくるっと渦を巻くような美しい螺旋の壁が特徴です。この壁は、どのようにしてつくられているのか?設営現場を取材しました。

「マンションの断熱改修」各務謙司マンションリノベ①

住宅 建築2021/06/15

『世界にひとつだけのプレミアム・リノベーション』の著者であり、都心を中心に、マンション・リノベーションの設計を手がける各務謙司氏。間取りとインテリア、家具・ファブリックのデザイン・コーディネートに加え、法規・断熱・構造・設備・遮音などに関する知識を紹介しましょう。

Pick up注目の記事

Top