ここ最近で、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐためにテレワークを実施する会社が急増しました。わざわざ会社へ出向かなくても、家で自分のペースで仕事ができることにメリットを感じている人も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、よくあるテレワークでのお悩みをインテリアコーディネートで解決する方法を伝授します!
三宅利佳 Miyake Rika インテリアコーディネーター/2級建築士/AFT色彩検定1級防衛庁(現・防衛省)公務員職員から転職。設計事務所や家具販売店と派遣ICを経て2002年よりフリーランスとなる。イベントやセミナーのほか、執筆活動も行う。
Instagram : https://www.instagram.com/rikamiyake/
ブログ(オンラインサロン): https://jay-blue.com/online-salon
小さくても集中できるテレワークスペースが欲しい!
キッチンの横に壁付けするコンパクトなレイアウトがおすすめ
キッチンの横のスペースにデスクを壁付けするレイアウトにすれば、コンパクトながらも集中できるテレワークスペースをつくることができます。すぐ近くにあるダイニングの椅子を使えば、さらに省スペース化が可能に。テレワーク以外にも、子どもが勉強したり、洗濯物を畳むなどのちょっとした家事もここでできます。
ゆったりとくつろぎながら仕事をしたい!
窓際に小さなテレワークスペースをつくり、“スタバ”のようなリラックス感を
ノートPCだけで済むような仕事であれば、窓際に小さなテーブルを置いてワークスペースとするのがおすすめ。窓の景色に癒されながらゆったりと仕事を勧められる配置は、まるで“スタバ”で作業をしているような感覚に。テーブルを移動すれば、ソファでくつろぎながらの作業もできちゃいます。大掛かりな模様替えは不要なので、すぐにでも真似できるのもポイントです。
バーチャル背景とはサヨナラ!テレビ会議で映えたい!
壁を背にデスクを置いて、書斎風のテレワークスペースに
もしくは壁を背にデスクを置いたレイアウトなら、部屋のなかが丸見えにならず安心。壁に写真やアートを飾れば、バーチャル背景いらずのおしゃれな雰囲気を演出できます(壁の飾り方は「屋がぐっと垢抜ける!壁の飾り方」を参照)。ただし、壁との距離が近すぎると圧迫感が出てしまうので要注意。部屋の広さに余裕があるのであれば、ぜひトライしてみてください。部屋の雰囲気がガラリと変わって、仕事もはかどるはず。
リビングの雰囲気を壊さないテレワークスぺ―スが欲しい!
ソファの背にデスクをくっつけてデッドスペースを有効活用
リビングは、本来家族とのコミュニケーションやリラックスするためのスペース。そんな場所にワークスペースを置いたら、雰囲気が台無しになってしまいそう…そんなお悩みには、ソファの背にデスクをくっつけたレイアウトがおすすめ。ソファの後ろはデッドスペースとなっていることが多いので、ここを活用すれば、リビングに無理やりデスクを置く必要がなくなります。ソファに座ればデスクが見えないので、リラックスムードを保つことができます。
いかがでしたでしょうか?デスクの置き方次第で部屋の雰囲気はガラッと変わります。ぜひプロのレイアウトを参考にして、理想のテレワークスペースをつくってみてください!