国産材
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2021/08/17
国産材(JAS製材)を用いた非住宅の木造建築は注目すべきトレンドの1つ。ここでは、 古川泰司氏(アトリエフルカワ一級建築士事務所)が設計を手がけた「わらしべの里共同保育所」を紹介します。主として埼玉県産材を用いた準耐火建築物で、燃えしろ設計を活用した木のインテリアが特徴的です。
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「木のしなやかさを生かす」“地産地消”でこれからの建築が変わる!-後編-
建築2021/06/07
屋根と基礎のみで成り立つ「K.S. Kindergarten Lunch House」。登り梁に採用したスギ材はヤング係数が低いため強度も低いと思われがちですが、この建築ではスギ材に「しなり」を加えることで強度を上げることに成功しました。今回の記事ではその設計方法を紹介します。
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「加工なし流通製材で原点回帰」“地産地消”でこれからの建築が変わる!-前編-
建築2021/05/20
屋根と基礎だけで成り立つ建築「K.S. Kindergarten Lunch House」を設計した山中さんは、この建築を通して木材供給における問題や、木造建築のあり方について思索しました。今回の記事では、コンセプトや構造のつくりをご紹介しながら、これからの建築における新たな価値観を探ります。(全2編)
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「安井式焼きスギのつくり方」安井昇の木造化・木質化と防耐火⑤
建築 連載2021/02/12
〝火育〟で生まれる焼きスギ 以上のように、木材による防耐火設計の技術は日々進歩を遂げており、建築物の木造化・木質化はより身近になっています。ただし、建築実務者としては、木材がどのように燃えるのか、を …
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建築 連載2021/02/05
木材を燃えにくくする B(木材を燃えにくくする)とは、木材に対してホウ酸やリン酸などの難燃化が可能な薬剤を加圧注入して、木材を不燃化する方法です。不燃成分の働きによって、木材への着火を防止できます。 …
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「木材を燃えにくくする方法」安井昇の木造化・木質化と防耐火③
建築 連載2021/01/15
木造化・木質化における防耐火設計とは、木材の延焼防止性能を活用する設計手法であると言い換えられます。防耐火規制に見合う性能を得る手段としては、以下の3つが考えられます。 A:木材を太くする B:木材 …
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「木でつくる燃えにくい建築」安井昇の木造化・木質化と防耐火②
建築 連載2021/01/08
建築物の木造化・木質化における防耐火設計について具体的に考えてみましょう。目標は、木材の特性を正しく理解したうえで、 〝火炎を燃え拡がらせない〞〝火炎で建物が壊れない〞〝火炎を建物の内外へ燃え抜けさ …