2021年11月に開催されるジャパンホーム&ビルディングショー(11月17日~19日開催)にて、建築知識実務セミナーを開催します。現時点のプログラムは下記のとおりです。お誘い合わせのうえ、ぜひお越しください。
11月17日(水)
12:00-13:00
美しい木造屋根の設計
【講師】若原一貴/若原アトリエ
日本の木造建築において“屋根“は重要な部位。その“顔立ち”のみならず、小屋組を生かしたインテリア、素材、納まり(雨仕舞い・断熱)など、検討事項は多岐にわたります。性能的にも、デザイン的にも美しい木造の屋根を設計するにはどうすればよいか。『小さな家を建てる。』の著者として知られる若原一貴氏が、その手法を解説します。
13:45-14:45
木造の多様な空間における梁の構造設計
【講師】大野博史/オーノJAPAN
国産材で在来軸組構法(非住宅)を検討する場合、たわみの関係で柱よりも梁のほうが採用のハードルは高くなります。輸入材(製材・集成材)となるケースが多いのが実状。国産材(製材・集成材)を利用するにはどうすればよいか。今回は、「日本構造デザイン賞」の審査員を務め、数多くの建築構造設計を手がけている大野博史氏が、その秘訣を解説します。
セミナーの様子はYouTubeでご視聴可能です。
参考:今年の「日本構造デザイン賞」に関する記事はこちらから。
15:30-16:30
木造防耐火の法改正と最新技術
【講師】安井昇/桜設計集団
非住宅における木造化・木質化が年々盛り上がりを見せています。こうした状況を後押ししているのが、防耐火に関する法改正と技術開発であり、常に最新情報に触れておく必要があります。今回は、木造防耐火分野の第一人者として活躍する安井昇氏に、最新の動向と今後の展望を解説します。
セミナーの様子はYouTubeでご視聴可能です。
参考:連載記事「安井昇の木造化・木質化と防耐火」はこちらから。
11月18日(木)
13:45-14:45
高断熱・高気密住宅で広がる住宅プランニングの可能性
【講師】鈴木信弘/鈴木アトリエ一級建築士事務所
GWS工法を採用して高気密・高断熱住宅にすると、温熱環境が快適になるだけでなく、設計の自由度が増すという大きなメリットがあります。本セミナーでは、ベストセラー書籍『片づけの解剖図鑑』の著者でもある鈴木信弘氏が、GWS工法に出会うまでの経緯から、高気密・高断熱住宅ならではのプランニングの可能性について解説します。