猫カフェが「エッグペイント」で真っ白に変身
大阪の古き良き町中崎町。築41年の木造3階建ての猫カフェ「HUKULOU COFFEE」で、「エッグペイント」を使用しDIYを行いました。
DIYを行った大阪の猫カフェ「HUKULOU COFFEE」
【施工しやすい!】猫カフェの1階と2階の壁を2日間で施工
まずは、養生からスタート。壁とタイルの境目、窓廻り、コンセントボックスなどを、マスカーとマスキングテープ使って養生をします。
「エッグペイント」は。缶が届いたら、軽く振るだけで塗り始めることができ、ローラーなどで簡単に施工できます。速乾性もあり、においも少ないことから、DIYで使用しやすい塗料です。
塗装がスタートしました。はじめに、ローラーが届ない隅を刷毛で塗ります。
そのあとに、ローラーで石膏ボードに「エッグペイント」のホワイトを塗っていきます。お昼休憩(1時間)を挟んで、もう一度塗布(2回塗り)しました。
「『エッグペイント』は、速乾性かつ塗料のにおいも少ないため、次の日から通常営業することができるので助かります」。(HUKULOU COFFEEスタッフ 永原律子さん)
完成したその日に猫たちを空間に放しました。
違和感なく気持ちよさそうにくつろいでくれました。
「『エッグペイント』は漆喰のようなざらつきのある塗料で、最初塗りにくいのかと思いましたが、ローラーでとても簡単にDIYできました」(同店スタッフ坂本司さん)
【機能性】ペットの嫌なにおいも解消!
「エッグペイント」の18㎏缶には約160個分の卵の殻が使用されています。卵の殻の主成分である卵殻カルシウムは多孔質であり、その微細な孔が調湿効果や消臭効果、化学物質の吸着分解効果を発揮します。
【コスパ】リーズナブルなので気軽に採用できる
「エッグペイント」の18㎏缶は約45㎡が塗布可能で2万7千500円(税込)。機能性・施工性に優れながら、一般的な塗料と漆喰の中間の価格帯です。今回は、2つの「エッグペイント」を使って、猫カフェの1・2階を2回塗りしました。少し余ったので、階段なども塗装できました。
【質感良し】漆喰のようなマットな仕上がり
「エッグペイント」は、卵の殻の素材感が生かされたマット感のある仕上がり。漆喰のようなやさしい質感で光をやさしく反射してくれます。カラーは4色展開です。
「店内が明るく、広くなったように感じます。猫たちのシルエットや毛色がきれいに見えるホワイトを選んで正解でした」(同店スタッフ永原律子さん)
【エコ】SDGs・ゼロミッション・環境配慮に貢献
年間20万トンも廃棄されている卵の殻を建築材料に利用したことが、「エッグペイント」の1番のエコ視点です。加えて、石膏ボードや木材は言うに及ばず、既存の壁紙の上からも塗り重ねられます。「エッグペイント」自体に塗り重ねることも可能なので、ゴミも出にくく、環境負荷が低減されます。
現在、塗料「エッグペイント」や壁紙「エッグウォール」は、住宅や中小規模の建築だけでなく、ホテルやショッピングモールなどの大規模建築にもSDGsの観点から採用されています。
動画でDIYの様子を見ることができます。
可愛い猫たちが明るくなった部屋でくつろいでいる姿も見どころです。
取材協力:日本エムテクス
取材場所:猫カフェ「HUKULOU COFFEE(フクロウコーヒー)」
写真:平林克己
テキスト:編集部