【PR】【動画】これだけは知っておきたい。住宅の耐震・防火

木造住宅の「耐震」と「防火」は、命を守るために絶対必要な安全性能です。これらをおろそかにして優先することなど1つもありません。そのくらい重要なことですから、多少堅苦しい内容であっても家づくりを始める前に、基本だけは押さえておくとよいでしょう。

地震大国ニッポンで必要な「耐震性能」とは

どんなにデザインがよくても、立地がよくても、耐震性能をおろそかにした家に住みたい人はいないでしょう。全国どこでも地震が起こりうる日本では、家を建てるときに「耐震性能」は最低条件。最近では「耐震等級」という目安も表示されるようになりました。この動画では、住宅の耐震にまつわる素朴な疑問に応えます。

【目次】

[性能設計とは?]

  • 00:17 「住宅」=「性能」+「情緒性」+「暮らしやすさ」
  • 01:25 性能を定量的に担保する「品確法」
  • 02:13 経験や勘のみで行う設計の時代は終わった

[耐震とは?]

  • 03:14 マグニチュードと震度の違い
  • 04:48 地震波にはP波とS波の2種類がある
  • 05:56 安心できない!? 建築基準法の耐震基準
  • 09:26 熊本地震から学ぶ。余力をもった耐震性能が必要な理由
  • 12:22 木造住宅は構造構造が不要!?
  • 16:56 おすすめは耐震等級3
  • 18:04 震度7クラスの大地震が来たらどうなる?
  • 18:50 なぜ大地震への対策が必要なのか?


市街地や都市部で木の家を建てるには

隣家との距離が十分にとれる郊外と比べて、住宅が密集している市街地や都市部では、火事の燃え広がりを防ぐために厳しい防火規制が設定されています。特に木造住宅にとっては、クリアしなければならないことがたくさんあるのです。

木造住宅の防火のきほん

まずは防火規制について知っておきましょう。この動画を見れば、木造住宅の防火のきほんを10分で理解することができます。

【目次】

  • 02:09 防火地域にはどんなものがあるの?
  • 03:43 防火地域で家を建てるときのハードルは大きさ
  • 04:28 準防火地域は3階建て以上の家は要注意

[3つの防耐火性能]

  • 05:09 防火構造とは?
  • 05:48 準耐火構造とは?
  • 06:12 耐火構造とは?
  • 07:19 防耐火の家に求められる性能とは?
  • 08:48 延焼のおそれがある部分(延焼ライン)とは?


防火規制をクリアしながら木をうまく使う方法

防火規制をクリアするには、とにかく木を使わなければよいと思われがちですが、そんなことはありません。都市部や住宅密集地の家でも、木を使った空間やデザインを楽しむことは可能です。 この動画では防火性能を保ちながらも、木材をうまく使った事例を紹介します。

    【目次】

    [事例]

    • 00:52 22条区域、木造2階、防火構造の家(スギ板張り)
    • 01:43 準防火地域、木造2階、準耐火構造(防火構造)の家(窯業系サイディング)
    • 02:35 準防火地域、木造3階、準耐火構造の家(塗り壁)
    • 03:25 準耐火地域、木造3階、準耐火構造の家(ガルバリウム鋼板)
    • 03:54 防火地域、木造3階、耐火構造の家(サイディング+ALC)
    • 04:51 窓の仕様と防火シャッターをうまく使いこなす
    • 06:29オリジナルの防火雨戸を活用する

    [防火対策をしながら木をつかう方法]

    • 07:46 木製の防火玄関ドアと防火サッシの活用
    • 08:43延焼ラインを外して木製引き戸を使う
    • 10:26 軒先や軒天に木を使う
    • 12:16 準耐火構造で木の梁を見せる方法
    • 13:57 準耐火で木階段をつくる方法
    • 15:28 火災保険料がお得な準耐火構造にする


    グラスウールでつくる省令準耐火構造

    コストパフォーマンス抜群の高性能グラスウールを使って、断熱・気密・耐震・省令準耐火の4大性能をクリアする方法を解説します。

    【目次】

    • 01:29 グラスウールの特徴
    • 04:26 グラスウールを使ったGWS工法とは?
    • 05:27 耐震性、耐火性、防音性がアップする理由
    • 06:45 省令準耐火構造の家は増えている
    • 07:40 省令準耐火構造にすると火災・地震保険料がお得!(特に九州エリア)
    • 10:19 GWS工法の施工ポイント
    • 15:07 GWS工法の壁倍率について
    • 16:07 筋交いのない大空間の家(耐力壁の位置図)


    3分で分かる!準防火地域で外壁に木を使う方法

    グラスウールを使った付加断熱なら、外壁に木も使えます!木外装の防火認定仕様を3分で解説します。

    【目次】

    • 00:00 火事に強い!木外装防火認定とは?
    • 00:51 木外装防火認定(GW仕様)の構成図
    • 01:50 付加断熱材の木造下地組
    • 02:40 木外装の種類と張り方

    「教えて!家づくりのこと by 工務店編集会議」のYouTubeチャンネル
    ↓↓↓

    https://www.youtube.com/channel/UCw5ZOXgbW2se6NI9AavpuPw

     

    こちらの記事もおすすめ

    「木のしなやかさを生かす」“地産地消”でこれからの建築が変わる!-後編-

    建築2021/06/07

    屋根と基礎のみで成り立つ「K.S. Kindergarten Lunch House」。登り梁に採用したスギ材はヤング係数が低いため強度も低いと思われがちですが、この建築ではスギ材に「しなり」を加えることで強度を上げることに成功しました。今回の記事ではその設計方法を紹介します。

    「内外をあいまいにする中庭と坪庭の平面計画」昼の庭と夜の庭の美しい佇まい①

    住宅2020/09/25

    建築家・彦根明氏と造園家・荻野寿也氏がデザインを手がけたコートハウス「SGY」。建物のどの位置からも中庭の植栽を眺められ、居心地の良さは抜群です。昼も夜も。ここでは「SGY」の魅力と設計手法について、3回に分けて紹介します。

    「屋根の勾配・葺き方・雨樋」リオタの屋根③

    住宅 建築2022/03/04

    木造住宅の1つの顔ともいえる屋根。ステキな屋根をデザインするには、どうアプローチすればよいのでしょうか。本稿では、新刊『詳細図解 木造住宅のできるまで』(エクスナレッジ)の著者である関本竜太氏(リオタデザイン)が、木造屋根の設計を解説します。

    「“快適基準寸法”を生かす」スノーピークの家づくり③

    住宅 建築2022/05/17

    アウトドアブランドとして人気が高いスノーピーク。“衣・食・住・働・遊”のフィールドをあまねく網羅し、特に、住宅関連では“野遊びできる家。”をコンセプトに、規格住宅や街並みの監修を含むアーバンアウトドア事業を展開しています。今回は主に、外廻り空間をデザインするためのルールについて紹介します。

    間取りから始める人は要注意!美しい住宅の設計法とは

    2022/12/27

    設計が上手い人のつくった家は、一目見ただけで素敵だなと思う何かがあります。一方、設計があまり上手くない人がつくった家は、どこかその場に馴染んでいない感じがするものです。その違いは何か。もしあなたが「間取り最優先」で設計しているなら、要注意。3人の建築家の手法を紹介しましょう。

    Pick up注目の記事

    Top