カタチと性能は「構法」で両立させる
大好評のオンラインセミナー第3弾は、カタチと性能の両立がテーマ。窓が少なく壁の多い箱型の家なら、耐震も断熱も簡単に性能を確保できますが、目指したいのは箱型の家よりも性能確保が難しい、外部に積極的に開き、広々とした空間をもつ住宅。そこで「自由なカタチ(空間)」と「高性能」を両立させるため、あらかじめ「構法」を用意しておくことをおすすめします。
構法とは、端的にいうと「主要材料の構成と寸法のルール」のこと。構法は1種類でもかまいません。飯塚さんのi+i設計事務所は、1人の人間が設計したとは思えないほど変化に富んだカタチの住宅を設計していますが、構法はいつも1つのパターンで固定しているそうです。
今回は、高断熱高気密を実現するため、埼玉のスーパー工務店、夢・建築工房の仕様を取り入れて設計した「国立N邸」を例に構法についてレクチャーします。
撮影:小川重雄
国立N邸は、建築知識ビルダーズ43(11月27日発売)に掲載しています。お手元に準備して聴講いただくと理解が深まります。
ゆめけんのコストと性能の見える化テクニック
さらに国立N邸を施工した夢・建築工房の岸野浩太さんをゲストに招き、N邸で採用した同社の標準仕様と施工方法について解説いただきます。合わせて建て主のほぼ全員が費用をかけてでも高断熱高気密の家を建てたくなるという、ゆめけんの必殺プレゼン手法も公開。
建築家と工務店でつくる質の高いエコハウス
最近は、工務店とのコラボレーションが増えている飯塚さん。セミナー後半は、建築家と工務店が二人三脚でつくる質の高いエコハウスについて、お話いただきます。
恒例の住宅性能診断士ホームズ君「省エネ診断」による性能チェックも披露!
概要
日時:12月10日(木)17:00~18:30
形態:YouTubeライブ配信
URL:https://youtu.be/L1Hr2zUa-uM
申込:不要。どなたでも視聴できます。指定日時にアクセスしてください。
主催:住宅性能診断士 ホームズ君 × 建築知識ビルダーズ
セミナー内容
1:カタチと性能は「構法」で両立させる(国立N邸の設計解説)
2:ゆめけんのコストと性能の見える化テクニック(国立N邸の施工解説)
3:建築家と工務店でつくる質の高いエコハウス(津F邸などコラボ事例の解説)
4:津F邸の省エネ診断シミュレーション解説(提供:住宅性能診断士ホームズ君)
5:質疑応答 YouTubeアカウントをお持ちの方は、セミナー中にコメント欄で気軽に質問できます。
皆様のご視聴をお待ちしています!
https://youtu.be/L1Hr2zUa-uM
講師
飯塚 豊
1966年東京都生まれ。一級建築士。法政大学デザイン工学部兼任講師。1990年早稲田大学理工学部建築学科卒業。’90~2003年大高建築設計事務所、’04年i+i設計事務所を設立。著書に『間取りの方程式』(エクスナレッジ)、『新米建築士の教科書』(秀和システム) がある。第4回日本エコハウス大賞大賞受賞。
【注意事項】
※1 YouTubeを見る環境があれば、どなたでもご覧いただけます。当日、視聴者の方々のパソコン環境やツールの操作について、私たちがサポートすることはできません。あらかじめご了承ください。
※2 私たちはオンラインセミナーの経験が豊富ではありません。予期せぬトラブルで万が一配信できないようなことがあれば、日程を変更して再度行うか、録画動画を配信するようにいたします。
さ・ら・に!
このライブ配信後に、飯塚豊さんと3回分を振り返るFacebookライブを行います。
飯塚豊さんに3回分の総括をしてもらうとともに、2021年の豊富も聞いてみたいと思います。質問や感想など気軽なコメントもお待ちしてます。
プチ忘年会の気分でご参加くださいっ!
司会進行:中川沙織(これからの住宅・建築MAPs ディレクター)
https://www.facebook.com/korekara.maps/live/