「究極の日射取得×至高の日射遮蔽」で、もっと省エネに!!
建築知識ビルダーズNo.54の特集はパッシブデザイン特集。
今回は「究極の日射取得×至高の日射遮蔽」がテーマ。タダで手に入る自然エネルギーをうまく活用し、より省エネな住まいをつくりるためのノウハウを詰め込みました。断熱・気密とセットで押さえましょう!
Topics① あなたの設計は本当に日射取得できている!?
自然エネルギーを生かして部屋を暖めやすく、冷やしやすくし、省エネも行うパッシブデザインの基本テクニックを解説。
執筆は木村真二さん(PASSIVE DESIGN COME HOME)、監修は野池政宏さん(住まいと環境社 代表・株式会社暮らしエネルギー研究所 代表取締役)です!
日射取得は、南面にどれだけの面積、何時間の日射が確保できるのか、それによってどれだけの熱量を得られるのかが重要。これらを把握して初めて窓の設計が成り立ちます。今回は、日射取得をマスターするためのシミュレーション方法などを解説しています。
Topics② パッシブデザインのセオリーを設計に生かす!
敷地は1つとして同じものはありません。ここでは、パッシブデザインを設計にどのように生かすのか、7つの実例をもとに解説しています。
Topics③ パッシブデザイン+断熱でもっと省エネに!
パッシブデザインを極めても、家の性能が悪ければ効果が半減してしまいます。ここでは、青森県のスーパー工務店・菊池組の菊池さんに断熱性能と仕様、工事費、暖冷房費の関係を計算し、図表化してもらいました。どのくらいの断熱性能でどのくらい省エネできるのか、一目瞭然です!
Topics④ スーパー工務店の性能良しデザイン良しの建材&設備リスト
大阪府東大阪市のスーパー工務店・タイコーアーキテクトが標準で提案している建材&設備をドドーンと紹介。美しくかつメンテンナスも配慮した納まりのポイントも聞きました。
Topics⑤ 第7回「日本エコハウス大賞」ノミネート10作品+各賞を発表!
脱炭素時代の美しい住宅を表彰する「日本エコハウス大賞」。約80作品の中から10作品がノミネートしました。今号では、10作品に合わせて協賛所やNEXT賞を含めた合計18作品を写真や図面で解説。全国各地の工夫を凝らした優れたエコハウスは見ごたえアリです。
注目の「高性能賃貸住宅」も2作品掲載。今回は、築63年の木造賃貸アパートを性能向上リノベーションした作品も!!要チェックです。
Topics⑥ 高品質な建売住宅に注目!
「建売住宅」と聞くと、ローコストで味気ない規格住宅をイメージしていませんか? 今号では、秋田県の建築家・西方里見さんともるくす建築社・佐藤欣裕さん、やまと建築事務所の3社が集まって設計、企画・施工を小田島工務店が行った、地域の風景となる高品質な建売住宅を計画。その全貌を図面付きで1棟ずつ解説しました。
これを読むと、「建売住宅もアリ!」と思えてきます。
また、建築知識ビルダーズNo.54の発売日である8月28日(月)は、野池政宏さんと木村真二さんを招いて「建築知識ビルダーズ発売日セミナー」を開催します!!
こちらもお見逃しなく!!詳細はこちら
https://korekara-maps.jp/15186/
誌面の動画もチェック!
さらに…、第7回日本エコハウス大賞のグランプリを決める最終審査会「ジャパン・エコハウス・ビックショー2023」を10月26日㈭に開催します。
これからのエコハウスのあり方を学べる濃いイベントです。詳細はこちら