建材

【PR】「スタイロフォーム」の断熱性に防蟻機能を付与

木造・S造・RC造という構造を問わず、さまざまな建築用途の断熱材として建築業界に広く知られる押出法ポリスチレンフォーム「スタイロフォーム」。製品ラインアップも幅広く、ユーザーの細やかなニーズに対応しています。光熱費の高騰が社会問題となる今、注目すべき2製品を紹介します。

木造の基礎外断熱・基礎内断熱に対応

押出法ポリスチレンフォーム断熱材の代名詞ともいえる「スタイロフォーム」は、ポリスチレン樹脂の薄膜で仕切られた、無数の独立した気泡で構成された断熱材で、この気泡内に熱伝導率の小さいガスを封じ込めることによって、低い熱伝導率を達成しています。施工性などにも優れており、木造・S造・RC造という構造を問わずさまざまな用途で採用されています。

なかでも放射低減剤の使用および気泡形状の微細化を図った「スタイロフォームFG」は、熱伝導率0.022W/(m・K)以下を達成しており、断熱層の厚みを抑えながら、高い断熱性能を得ることが可能です。

「スタイロフォームFG」の気泡・気泡膜写真(左)と従来製品の気泡・気泡膜写真を比較した図。「スタイロフォーム FG」のほうが微細であり、空気(ガス)の動きをより細か く止められる。その結果、断熱材の厚みを従来比で約20%低減できる

 

とりわけ木造住宅の用途では、吸水性の低さ(完全密閉状態の気泡でできているので、水中に長時間つけても、表面に水分が付着するだけで、吸水量は非常にわずか)を生かし、基礎断熱での採用が広まっています。

もちろん、内断熱と外断熱の両方で採用可能です。断熱性能としては外気温の影響を受けにくい外断熱のほうが優位になりますが、その場合は防蟻対策が不可欠となります。

 

「スタイロフォームAT」の防蟻効果はヤマトシロアリとイエシロアリに対してのもの。断熱材の厚さは25㎜/30㎜/40㎜/50㎜/75㎜/100㎜の6種類

 

これに対しては、ネオニコチノイド系の防蟻剤を配合し、断熱材自体にシロアリの食害を防ぐ効能をもたせた「スタイロフォームAT」が推奨されます。防蟻剤の流出・拡散、断熱材がシロアリの蟻道やコロニーになったりする可能性はほとんどありません。熱伝導率は0.028W/(m・K)以下で、断熱性能を長期間にわたって維持できます。

 

「スタイロフォームAT」を用いて木造住宅の基礎を外断熱している様子。天端目地や貫通配管廻りなどは、専用接着剤「AT-02」で措置するといった対処を実施する必要がある

 

取材協力=デュポン・スタイロ
問い合わせ先=0120-113210

 

 

こちらの記事もおすすめ

【PR】循環式IH 調理ワゴン「ARIACHEF Pro」が発売開始

設備2021/11/29

イタリアンデザインと⽇本のクラフトマンシップが融合し、レンジフードをはじめとしたハイエンドアプライアンスを届けるアリアフィーナ(神奈川県相模原市)は、ワゴンタイプの可動式IH クッキングヒーターに室内循環フードを組み込んだ「ARIACHEF Pro」を、2022 年1 ⽉5 ⽇より受注開始します。

【PR】わずか40mmで遮音&断熱。マンションに最適な下地材

建材2023/03/08

マンションリフォームの満足度に直結する「遮音」。ライフスタイルが多様化した今、洗濯や子どもの足音などの生活音が、近隣世帯から不快な騒音として捉えられることもあり、大きなトラブルに発展することも。イイダ産業の「直床遮音マット シャルダンSPF400」は、わずか40mmの厚さで遮音性能を確保。断熱性ももち合わせており、居住者のより良い暮らしに貢献します。

【PR】発泡スチロール協会、多様な木外装のデザインに対応した高断熱仕様の防火認定を取得

2023/01/23

発泡スチロール協会は、地方独立行政法人北海道立総合研究機構 建築研究本部・北方建築総合研究所(北総研)からの技術移転を受け、外装材に木板、付加断熱にEPS断熱材を用いた外壁について、建築基準法に定められた「防火構造」の国土交通省大臣認定(軸組みに加え枠組み工法も)を取得しました。

【PR】天童木工 中村拓志デザインの「Swing chair」を発売

家具2022/06/27

天 童 木 工は、2021年 の 80 周 年 企 画から誕生した、建築家の中村拓志 (NAP建築設計事務所 ) デザインによる新作家具「Swingchair」を 発売しました。自宅用としてはもちろん、ホームオフィス・大規模オフィスまで、多くのワーキングスタイルに対応する家具といえます。

【PR】高気密高断熱住宅の住まい手に配慮したシロアリ対策

2024/05/22

2025年4月には住宅の省エネ基準の適合義務化が始まるなど、住宅の高気密高断熱化は大きなトレンドの1つ。こうした条件におけるシロアリ対策では、気密性が高まるため、“体質的に薬剤に敏感な人への健康被害”を想定する必要があります。こうした懸念点を解消するのが「タームガード システム」です。

Pick up注目の記事

Top