木材自給率の向上を目的とする「公共建築物等木材利用促進法」が施行されてから10年が経過し、全国各地で数多くの木造建築物が建てられるようになりました。新しい木質材料や技術工法も次々と開発され、また木造建築における法制度の緩和が進み、さらなる普及が期待されています。
日本木材青壮年団体連合会は、令和3年度スローガンとして『WOOD ENTERTAINMENT』 ~ 意味ある価値ある誰もが共感する「木の世界」の創造 ~ を掲げ、様々な啓発活動を行っています。木の伝統と文化を次世代へ繋ぐため「木の良さ」を活かした作品、従来にはない新しい木材の利用や見せ方、工法などを用いた「木材の新たな可能性」を追求する作品を4つの部門を設けて募集し、木材の良さの普及と木材の利用用途の拡大に貢献する優秀な作品を表彰します。
募集要項
応募資格
応募物件の設計者、施工者、建築主、またそれらの合同。および応募作品のデザイン事業者、生産者、販売者。ただし、相互に了解を得ていること。※連名での応募も可能
募集期間
令和3年12月1日(水)〜令和4年1月15日(土)※1月15日当日受信まで有効
募集部門
第1部門 木造及び混構造建築(構造物)300㎡超え
第2部門 木造及び混構造建築(構造物)300㎡以下
※第1部門と第2部門の区分基準となる面積は「延床面積」です。
※「一般住宅」は第2部門でご応募ください。
第3部門 木質空間(インテリア・エクステリアの木質化)
第4部門 クリエイティブユース(1~3部門以外の創造的木材活用事例<ランドスケープ・インスタレーション・家具・木製品など>)
応募条件
第1部門~第3部門 建設・設置地域は国内とし、平成30年1月1日から令和3年末までに完成したもの
第4部門 令和3年末までにユーザーが購入または利用できるもの
審査基準
応募される資料を対象に、下記の項目を考慮して審査いたします。
・木の良さが活かされているもの
・木材の新しい用途の普及に寄与するもの
・建築物の木造化、木質化に波及効果があるもの
・木材の利用を通じて豊かな暮らしや社会を実現するもの
・木材の地球環境貢献効果が情報発信されているもの
・エンターテーメント性がある木の使い方をしているもの
・未来の山を創るために、国産木材を巧みに利用したもの
結果発表
・木材活用コンクール 公式サイト
・日本木材青壮年団体連合会WEB広報誌「ウッディレター」
・各種建築住宅雑誌掲載(予定)
・その他
表彰
最優秀賞:2作品
・農林水産大臣賞
・国土交通大臣賞
優秀賞:5作品
・林野庁長官賞
・公益財団法人日本住宅・木材技術センター理事長賞
・一般社団法人全国木材組合連合会会長賞
・一般社団法人日本インテリアプランナー協会賞
・日本木材青壮年団体連合会会長賞
特別賞:1作品
・エンターテイメント賞
その他
・「部門賞」を数点、「木材活用賞」などを加え、約20点を予定。
また、日本木材青壮年団体連合会会員が選定する「日本木材青壮年団体連合会賞」を選定いたします。※受賞者には各賞とも賞状を授与します。
※表彰式や注意事項、個人情報の取り扱いについては木材活用コンクールのホームページをご確認ください。