未来のために住宅にできる「脱炭素」とは
建て主の意向がまだ「脱炭素」に向いていないのは仕方がありません。しかし、私たちプロは、住宅を供給する者の社会的責任として、エネルギー問題からは目を背けずに向き合っていたいものです。住宅をとりまく脱炭素の動きについて、東京大学大学院の前真之准教授にお話いただきます。
パッシブとアクティブを取り入れた住宅設計のこれから
20年以上前からパッシブ設計に取り組み、アクティブとうまく両立させて快適な住空間をつくってきた建築家・伊礼智さん。近年は寒冷地での設計も増え、自然エネルギーを活用した家づくりに積極的に取り組んでいます。高性能化がますます求められる中、住宅設計はどうあるべきかをお話いただきます。
地域の気候風土に合ったエコハウスを探して
地域の特性を知っている工務店、設計事務所だからこそ、トライできるエコハウスがあります。2015年の第1回日本エコハウス大賞受賞のもるくす建築社・佐藤欣裕さんに2021年に完成した社屋・美郷アトリエで試みていることをお話いただきます。
地球にやさしいリノベーションに必要な技術と心
新築注文住宅の建築費が高騰し、リノベーションに活路を見出す住宅会社が出てきました。しかし、リノベーションと言っても、その「質」はさまざま。ここでは新築注文住宅を手掛けてきた設計者・工務店が取り組むべきリノベーションとは何か。脱炭素社会におけるリノベーションの可能性を、住宅医スクールの創設者である建築家・三澤文子さんにお話いただきます。
リレートークの最後には、「復活!第6回日本エコハウス大賞」の概要を建築知識ビルダーズ編集長の木藤阿由子からお話させていただきます。
概要
日時:2021年11月19日(金)13:30~15:30
場所:東京ビッグサイト・ジャパンホームショー会場内
費用:無料(要申し込み)
下記より申し込みください
https://www.jma.or.jp/homeshow/tokyo/visitor/seminar.html