2022年度 グッドデザイン賞
本製品は、ライトコーピングシリーズのアルミ笠⽊にLED照明を内蔵し、光の意匠を加えた「LED笠⽊」を不⼆サッシ、ビニフレーム工業、遠藤照明の3社で共同開発したものです。笠⽊に専⽤パーツでライン照明を下向きに内蔵することで、眩しさを感じさせず効果的に外壁を照らします。従来の笠⽊の機能はそのままに、建築物を光で縁取り、アイキャッチとしての役割を持たせることで、 「LED笠⽊」は夜間景観に新たな彩りを添えてくれます。
<デザインのポイント>
1.無機質だった建築物を光で縁どり、夜間の建築物の意匠性を高める。
2.ライン照明で下向きに壁面を照らし、光が必要な方向だけを照らす設計となっている。
3.専用遮光板により光源が見えにくくなっており、地上の歩行者が見上げても眩しく感じにくい。
<審査委員の評価>
建築物の外装と照明を計画する場合、笠木と照明の細部の納まりを考え、施工もそれぞれの職人の手によるのだが、そこを一体化したメリットは大きい。この製品は笠木と光で建物の美化を高めている点を評価した。製品精度も高く、配光への配慮が美しい外観を作り出す製品となっている。無理なく無駄なく建築物の美観へ貢献しており、建築現場で労力の削減に対する貢献度も高い。
概要
販売元:不二サッシ株式会社、ビニフレーム工業株式会社
本体カラーバリエーション:SK(ツヤ消しシルバー)/UC(アーバングレー)/BK(ダークブロンズ)/KC(ツヤ消しブラック)
LED照明の⾊温度
(単⾊LED照明)2700K,3000K,3500K,4000K
(調光調色)1800K~12000K(遠藤照明『Synca』)
https://www.endo-lighting.co.jp/products/pickup/synca/
LED照明の消費電⼒:L=1500の場合19.4W(直流電源別置)
販売開始:2022年12月