新たな東京ショールームは、「様々な素材を体感しながらまわれるショールーム」がコンセプトとなっており、これまでのショールーム同様、ミニマルコンセプトは踏襲しつつも、自然をテーマとしたショールームに変わった。
また、自社商品の展示に加えて、グラスウールを使用したカウンターや天然の木、石を切り出したままのベンチを配置しており、様々な素材を体感することができる。
グラスウールを使用したレセプションカウンター
■設計コンセプト（ショールーム設計担当 山路哲生氏コメント）
直行する壁を分解することで、壁と壁の間に「隙間」をつくり、壁1枚１枚をアートウォールのように自立させました。ショールームとして展示するために必要な壁量は最大化させつつも、壁に囲われた個室をつくらず、大きなワンルームとしています。その「隙間」を縫うように歩くことで導線が長くなり、体感として広がりを感じるようになっています。隙間から壁や商品が見え隠れすることで、来館者を奥へ奥へと自然に誘導しています。
また、サンワカンパニーのタイルを使用しているため、壁そのものもひとつのサンプルとなっています。視界の中にできるだけ多くの壁面を覗かせることで、体験を途切れさせず、立体的なカタログをめくるように回遊できることを目指しています。
ショールーム概要
住 所：東京都港区南青山2-27-25
ヒューリック南青山ビル 7F・8F（7F受付）
電話番号：03-5775-4763
営業時間：10:00～17:00
定 休 日：年末年始、夏期休業期間
