マンショントラブルのほとんどは「音問題」。
居住者がストレスなく安心して過ごせる住宅をつくるためには、近隣住民とのトラブルを防ぐことは最重要ポイント。
特にマンションなどの集合住宅では、床の遮音対策は快適性の向上に欠かせない事項。階下への音漏れストレスの軽減が、居住者の満足度に直結します。今までに分譲マンションに住んだことがある男女270人を対象に、「実際に体験したマンショントラブル」について、不動産のWebメディア「なるほど!不動産売却」がインターネット調査を行ったところ、回答者270人中257人がマンショントラブルの経験があると回答したそうです。つまり全体の95%が、何らかのマンショントラブルを経験しているということです。その中でも圧倒的に多いのが騒音トラブルのようです。
騒音トラブルを防ぐためには、床に遮音性をもたせて、生活音を階下へ響かせないようにする対策が必要です。しかし遮音対策として一般的な「乾式二重床」は100~150 ㎜の高さが必要になるので、天井高さが限られるマンションリフォームでは使いにくいのが実情です。
厚さわずか40mmの「遮音下地材」で解決できる!
つまりマンションリフォームでは、「遮音性がありつつも、厚さはなるべく抑えて天井高を確保できる床」をつくることが最適といえます。
自動車用防音材を長年研究・開発してきたイイダ産業が2023年にリリースした「直床遮音マット シャルダンSPF400」は、クリックロックタイプ(※1)の床材下に敷き込む直床式遮音下地材。
床騒音には、軽くて硬質な物を落としたときに発生する軽量床衝撃音、子どもの飛び跳ねや足音などによる重量床衝撃音の2種類がありますが、そのどちらにも遮音効果を発揮します。集合住宅では騒音対策としてLL- 45以上の遮音等級の床が推奨されていますが、「シャルダンSPF400」はその基準を十分にクリアできます。
高い遮音性能をもちながら、トータルの厚さはわずか40mm。仕上げ高さを低く抑え、天井高が確保しやすくなる優れものです。
※1パネル同士の溝を並べて接続するだけで、パネル同士がロックされるよう設計された床材。着剤や釘が不要なので、賃貸住宅のDIYなどで利用されている
断熱性もアップ。床の冷えも解消!
製品には断熱性能を発揮する特殊高性能ポリエステル繊維を採用しており、遮音性能だけでなく断熱性能も発揮します。
使用環境に合わせて、通常断熱と高断熱を選択できます。通常断熱タイプは一般的なグラスウール断熱材と、高断熱タイプは高性能グラスウール断熱材48Kと同等の熱伝導率を発揮します。
特別な工具なしでカンタン施工。人気のSPCフローリングにも対応
施工には、特別な工具は必要ありません。敷き並べたマットに締結部材をはめ込んで連結するシステムで、作業時間も短縮してくれます。
さらに、近年マンションリフォームやDIY で人気のあるSPC フローリング(※2)に、遮音材として業界で唯一対応(※3) 。これまでは薄く硬質な特性から防音性能が得られにくく、使用範囲に制限がありましたが、「直床遮音マット シャルダンSPF400」を使えば遮音性能が確保できるので小さな子供のいる家族でも採用しやすくなります。
マンションリフォームは、これからますます増えていくことが予想されています。マンションでの音問題は、居住者の暮らしの快適性や近隣住民との関係性を左右する重要なポイント。「直床遮音マット シャルダンSPF400」なら音によるトラブルを防ぎ、安心して暮らせる住まいを提供できるでしょう。