注文住宅は2500万円以上を覚悟せよ
情報収集すればするほど「あれもしたい、これもしたい!」と夢が膨れ上がっていくのが家づくり。しかし、そこには常に「予算」が立ちはだかります。一生に一度だからと住宅会社に無理を言ったり、少しでも安い会社を探したりすれば、「幸せな家づくり」からどんどん遠ざかってしまいます。その結果、疲れ果てて最後は投げ出してしまうなんてことも、よくある話なのです。
そこで、まずは住宅を建てるときにかかる費用を知っておきましょう。自由設計の注文住宅を建てるのであれば、2500万円はかかるのが相場。どんなに安い坪単価が表示されていても、きちんとした性能や品質を得ようと思ったら、最終的に2500万円になってしまうものです。
どうして2500万円?と思ったら、この動画をご覧ください。見積もりの話も参考になりますよ。
収支を見える化して、自分達らしいお金の使い方を
住宅ローンのシミュレーションやファイナンシャルプランナーの相談会など、資金計画のための無料サービスはたくさんあります。しかし、多くが「住宅を供給する側」に属していますから、多少の無理があっても「家を建てる」結論に導こうとします。これらを利用するのは悪くありませんが、家を建てることに急ぐ必要はありません。自分たちの収支を見つめなおし、ほしい家が建てられるのか、今建てるのがベストなのかを考えましょう。
わが家のキャッシュフローを知ることは、決して難しくありません。この動画は、自分達らしい「お金の価値感」を知る方法を指南してくれます。
不動産会社はどこでもいいってもんじゃない
土地選びとは、暮らしの根を張る場所探し。自分達が叶えたい暮らしを理解してくれる不動産会社と出会えればよいですが、そうでなくても気持ちのよい取引をしてくれる不動産会社を選びたいものです。そこで、不動産会社選定のポイントを5つ挙げておきます。
- 不動産免許番号
- 行政処分の有無
- 営業マンの資格の有無
- 買い付けを急かす担当者はNG
- 法律さえ守ればよいという姿勢は危ない
不動産会社との付き合い方と、土地選びについてアドバイスがほしい人は、この2つの動画をご覧ください。
土地を買うときに確認しておきたいこと
気に入った土地が見つかったら「本当に安全かどうか」を確認しましょう。ここでは実際にプロが行っている、土地選びの9つのチェックポイントを紹介します。
- 境界は明確か
- 道路づきや種類
- 造成が必要か否か、地盤リスクの有無
- 越境の有無
- 近隣トラブルの有無
- 自然災害、浸水履歴の確認
- ごみ置き場の位置
- 朝昼晩、曜日を変えて確認する
- 事件事故の有無
1つでも不安要素が見つかったからといって諦めることはありません。不安要素が分かっていれば、家のつくり方で対策をとることができることもあるのです。大切なのは、自分達が暮らす土地の特性をよく知っておくことなのです。
「お金」と「土地」。家づくりはこの2つが揃って初めてスタートラインに立つことができます。幸せな家づくりの第1歩をしくじらないためにも、いったん立ち止まって冷静かつ慎重に家族会議をしてみてください。
「教えて!家づくりのこと by 工務店編集会議」のYouTubeチャンネル
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