テレワークは「週2~3日」が理想的?
2020年、新型コロナウイルスにより、私たちの働き方は大きく変化しました。感染拡大防止を目的としたテレワークの導入が一気に進み、会議室に集まって話し合うことが減り、打ち合わせや会議が必要な場面では、オンラインのビデオ会議が当たり前となりつつあります。
一方で、ずっとテレワークをしていると、社員同士が顔を合わせる機会が少なくなり、「コミュニケーション不足」が新たな課題となっています。コミュニケーションの減少は、モチベーションの低下やチームワークの連携が悪くなるなど、さまざまな影響を及ぼします。事実、オフィスから離れてテレワークを続けていくことは、現実的に厳しいと感じている人は多いようです。実際に「テレワークは週2~3日が効率的」と考える人が60%近くいるというアンケート結果もあります。
<テレワークの現状と理想>
しかし、いざオフィスに出勤してフェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーションを図ろうとも、今度は「オフィス内の感染対策」という新たな課題が浮かび上がります。会議などを行う場合、ソーシャルディスタンスをとり、換気のために窓をこまめに開けるなどしなくてはなりません。しかし、商談や採用面接などの重要な意思決定を伴う会議などは、窓やドアを頻繁に開け放すのは、はばかられます。“働き方”だけが急激に変化し、“オフィス”というファシリティは、それに追いついていないのが現状です。
テーブルの真ん中に飛沫の吸引部!?新しすぎる会議用テーブル
そんな“今の働き方”と“オフィス”のギャップを少なくするために生まれた会議用テーブル「エアトリーブ」が登場しました。
天板の下に電子式集塵フィルターを内蔵した空気洗浄ユニットを搭載し、テーブル中央の吸引部から毎秒2.5mの風の流れを発生させて、会話で生じる飛沫や呼気を吸い込み、拡散を防ぎます。さらに、毎分15㎥(ユニット1台あたり)の風量で空気をろ過するので、室内の空気もきれいに保つことができるのです。
みるみる吸い込まれる飛沫を可視化
実際にテーブルの中央部に飛沫が吸い込まれることが実証されています。
※撮影:編集部
飛沫がテーブル中央の吸引部に吸い込まれていくのが分かります!なんと、密室でも1時間で36回の換気と同等の効果を得られるとのこと。オフィス換気を大幅に改造しなくとも、このテーブルがあれば安心してフェイス・トゥ・フェイスの会議が実現できそうです。新しい発想の製品が次々と誕生しているウィズコロナ時代。これからのオフィスの進化が楽しみですね。
今までの常識が覆された2020年、新しい働き方に合わせてオフィスもアップデートしませんか?