日本全国の魅力的な小学校を“背景画”として解説
アシスタント背景美塾MAEDAX派は、漫画の背景作画に特化した、漫画塾です。塾長の前田耕作ことMAEDAXは、エクスナレッジさんの「建築知識」にて2022年10月号からより、これまでさまざまな学校の場所にスポットをあてて『学校萌え!』を記事にしてきました。
背景作画において資料は必要不可欠ですが、大人になってからは、なかなか学校という場には気軽に立ち寄れない場となり、学校萌えを作っていくなかでさまざまな取材をさせていただき、貴重な経験でもありました。
「建築知識2023年4月号」では「これからの住宅・建築MAPsちゃんねる」でも、YouTube動画でも、その設計手法が紹介されている「昭和学院小学校ウエスト館」(設計:日建設計)の階段をテーマに解説を行っています。
連載最後となる「建築知識2023年11月号」では、関西にある設立当時から変わらない木造の学校、「橋本市立高野口小学校」と「西脇市立西脇小学校」の2校にご協力いただき、取材をしてまいりました。
「橋本市立高野口小学校」は、昭和12年に建造され、現役の小学校です。桟瓦葺の屋根は現代にはない贅沢で重厚感のある作りで、写真撮影がはかどってしまいました。国の重要文化財にも使用されドラマなどでも使用されることがあるらしく、見かけたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。
「西脇市立西脇小学校」は、なんと昭和9~12年にかけて建築された学校で、こちらも第一校舎、第二校舎、第三校舎が国の重要文化財として指定されています。明治設立ということもあり、西洋文化を取り入れたような佇まい。おしゃれなイメージがある兵庫県を象徴するような学校でした。
自然と気分もおしゃれになった感じがしますね。
「建築知識2023年10月号」のこれまでは、現代の学校にスポットを当ててまいりましたが現代の学校とは違う萌えを発見し、最終回の記事にさせていただきました。学校と一言で言っても、その地域性や風習、時代によって様々な学校があり、デザイン・建築様式にも違いがあります。
今年も開催。『Hi-K1グランプリ』
そういった学校のようなたくさんの人が出会い、別れていく場所から感じる歴史や物語を描いていくのが漫画やイラストの背景です。私たち、アシスタント背景美塾MAEDAX派では、漫画背景の描き方を伝える塾を運営し、漫画背景コンテスト『Hi-K1グランプリ』を主催しています。
テーマに沿ったモノクロ背景を描いていただき、その年の背景No.1作品を競うイベント企画となります。漫画アシスタントの描く背景は、高い技術を持っているにもかかわらず、漫画ではキャラクターが主役となるため、なかなかその高い技術に注目されることがありません。漫画の背景技術に注目をしていただき、漫画背景の面白さに触れていただければと思います。
決勝戦ではYoutubeにてLive配信し、リアルタイム投票などによりグランプリを決定いたします。
イベント概要
応募受付期間
2023年8月31日(木) ~ 2023年11月22日(水) 23時59分まで
第1次審査発表・公開(公募基準審査)
2023年12月6日(水)予定
第2次審査期間(一般公開投票期間)
2023年12月6(水)~2023年12月17日(日)
決勝戦
2023年12月23日(土)、YoutubeにてLive配信させていただきます。期間中にデザインフェスタギャラリーにて展示会なども開催しますので、是非機会がありましたらお立ち寄りくださいませ。
詳細はこちら
https://maedaxlabo.com/20230805/hi-k1_2023/
過去の受賞作品
株式会社MAEDAXラボ
アシスタント背景美塾MAEDAX派
企業HP:https://maedaxlabo.com/
塾HP:https://haikeibijuku.com/
企画などに関するお問い合わせは、株式会社MAEDAXラボ 石川洋平まで。