テーマは「ロングライフ経営」
「築20年以上経ったお客様の家の見学会を毎年行えるくらい、良好な関係を築けています」。そう話すのは、今年で創業54年になる柴木材店 代表取締役社長の柴修一郎氏だ。柴氏は、2013年に代表取締役に就任し、「地元に根差し、土着する工務店」として実践してきたことをお話しいただきます。
地域に根付く工務店必見!こんな話が聞けます。
小さな工事を大切にする文化をつくる
OB顧客に関して紙資料しかなかった時代から、5年間かけて資料をしっかり管理できるシステムを構築。このシステムを使って、柴木材店が年間200件以上の小工事をOB顧客から頂くところまで成長した、その仕組みを伺います。
10年かけて徐々に受注単価を上げていく
柴木材店は、約10年かけて平均単価を2000万円から3200万円まで上げるなど、より質の高い住宅を手がけながら棟数を増やすことに成功している。柴氏が取り組んだのは、”段階を踏んで住宅の質を上げていくこと”。どのような見通しを立てて、なにを実行したのかを教えてもらいます。
市場価格より1,000万円ほど高い提案型建売住宅
茨城県の工務店「柴木材店」がはじめて取り組んだ4棟の建売分譲「CLASSCO倉掛」は、市場単価より1,000万円ほど高い価格設定だが、販売開始から1か月で1棟が契約、2カ月でさらにもう1棟が契約をし、上々のスタートを切っています。工務店だからできる建売住宅のメリットや、今後の経営戦略を語ってもらいます。

370坪の敷地に4棟の建売が並ぶ「CLASSCO倉掛」

敷地境界線がないため、広さ以上の開放感がある

隣家の視界が気にならないように配置を計画的に行っている
「CLASSCO倉掛」の詳細は、建築知識ビルダーズNo.43に掲載しています。
今回のセミナーでは、柴木材店がこれまで何十年も吟味して洗練させた「高品質な住宅」=「ロングライフ住宅」の押さえどころと、工務店経営の可能性を広げていくために挑戦した「提案型建売住宅」の活用方法をたっぷり時間をかけて教えてもらいます。
柴木材店の“これまで”と“これから”を知れる、貴重な時間をお届けします。
ゲスト
柴木材店 代表取締役社長 柴修一郎氏
1975年生まれ。法政大学経営学部卒業後、銀行に勤める。その後柴木材店に入社し、住宅営業や財務部門に携わる。2013年に代表取締役社長に就任。‘13年「i-works project」でグッドデザイン賞受賞。現在、注文住宅を含め年間24棟を手がける。

柴木材店 代表取締役社長 柴修一郎氏
司会
木藤阿由子(建築知識ビルダーズ編集長)
概要
日時:2021年1月28日(木)17時~
形態:YouTubeライブ配信
主催:日本ボレイト×建築知識ビルダーズ
費用:不要。どなたでも視聴できます。指定日時にアクセスしてください。
YouTubeのURLはコチラ
https://youtu.be/Prp7R_PoJLM
日本ボレイトとは?
人への害が少ないホウ酸を使ったシロアリ対策を普及している会社。有資格者による責任施工と、5年ごとの点検、15年保証を行い、安心・安全・長持ち住宅をつくるためのシロアリ対策を提供している。
https://borate.jp/